一枚の特選フォト⌈海 & 船⌋
深海底鉱物資源「マンガン団塊」 (実物標本 2)
画像に添付された解説パネルには「マンガン団塊: ハワイ南東沖の推進5,200メートルの海底から採取したものです。
断面を見ると年輪のような模様があり、長い年月を経て形成されたことがわかります。提供:金属工業
事業団」と記されている。 また、別の標本解説パネルによれば、 「マンガン団塊は、貝殻やサンゴ、岩石、骨片などを核として成長した直径0.5~25センチメートルぐらいの 鉱物の塊(かたまり)で、多量のマンガンの他、ニッケル、コバルト、銅などの重要な金属を含んでいます。」 画像のマンガン団塊の断面中央部に見られる薄茶色の部分はその核となっているものであろうか。 マンガン団塊は非生物資源でありながら、100万年単位で見ればごくわずかずつではあるが成長=大きくなって行くと考えら れている。 [拡大画像: x21922.jpg] [2010.03.東海大学海洋科学博物館 (Tokai University Marine Science Museum) にて]
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