一枚の特選フォト⌈海 & 船⌋
英国 「タイタニック号」 (写真 1 )
英国の北大西洋横断豪華客船「タイタニック号 (Titanic)」 (46,358総トン) は、1912年4月10日英国南部のイギリス海峡に面する港町
サウサンプトン (Southsampton) を出港、フランスのシェルブール、アイルランドのクイーンズタウンに寄港した後、アメリカの
ニューヨークに向けて処女航海の途についた。 4月14日真夜中の午後11時40分、北西大西洋のニューファウンドランド沖で氷山に衝突した。船の監視台の見張り員が氷山を発見した時は、 すでに450m手前のことであり、氷山は目前にあったという。タイタニック号は減速しながら舵を切ったが、 右舷船腹をなでるようにして氷山をかすめた。大量の海水が損傷を受けた外板から流れ込み、翌日15日午前2時20分、船体は2つに折れて 氷海に没した。タイタニックはその衝突から2時間40分で海の藻屑となった。乗船者2,208名のうち1,517名が犠牲者となったといわれ、 世界海難史上最悪の事故となった。 リバープールのマージサイド海洋博物館では「タイタニック&リバー プール」と題して特別展示がなされていた。タイタニック号の海難事故に関する顛末については、時に別の機会にふれることとしたい。
[2013.6.1 英国リバプール・マージーサイド海洋博物館にて][拡大画像: x25214.jpg]
1. ![]() ![]() 1. 「キャニング・ドック(Canning Dock)」サイドに立てられた、タイタニック号の特別展案内パネル。パネル左後方に見える レンガ造りの館はマージー海洋博物館。 [拡大画像: x25213.jpg] 2. 「アルバート・ドック (Albert Dock)」の右隣にある「ソルトハウス・ドック (Salthouse Dock)」に近い巨大複合商業施設 「リバプール・ワン (Liverpool ONE)」の一角に設けられた、タイタニック号の特別展案内パネル。 [拡大画像: x25215.jpg]
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