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    [資料]
    辞典づくりとその継承のための 「実務マニュアル(詳細編)」
    ~ 辞典づくりの未来を託すための準備に資する実務マニュアル ~ [作成中]



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     第19章・目次
      第1節: 辞典づくりにおける基本事項について(フォルダー、ファイル、階層構造など)
      第2節: ドメインとサーバーの契約延長(更新)と支払いについて
        2-1 ドメインおよびサーバーの基本
        2-2 ドメインおよびサーバーの「ユーザー専用ページ」へのアクセス法
        2-3 ドメインおよびサーバー契約の延長手続きと支払い法
        2-4 重要補足事項について
      第3節: タグ命令方式による「海洋辞典」の作成やアップデートについて
      第4節: 「ftpソフト」によるファイル・画像などのアップロード法
      第5節: その他の重要補足事項について
        5-1 後継者の公募との関係/リンクなど



第2節 ドメイン登録契約やレンタル・サーバー契約の延長・支払いについて



● ウェブサイト「海洋総合辞典」づくりを継続し公開し続けるためには、ドメイン契約とサーバー契約を毎年必ず延長する必要がある。 ドメインとサーバーの「ユーザー専用ページ」へのアクセス法、契約延長・支払い手続きなどについて下記に詳述する。
● 両契約の満期の到来は毎年3月末近くである。それらの契約延長は年1回、2~3月上旬までに終える必要がある。契約延長は 1年間単位としている。
● かつて、クレジットカードによる銀行からの自動引き落としをもって、自動支払い・自動延長できるように設定していたが、 それらを解除して久しい。今は「非自動で」延長・支払いをしている。また「おさいぽ!」 というポイント(電子マネーの一種)を自動的または非定期に買い入れ、自動延長・支払いを設定したこともあったが、 これも全て解除した。
● 万一にも辞典編さん者が突然没した場合、クレジットカードや銀行口座が早晩解約され、その結果家族らが何も知らないうちに 自動引き落としが中止されるリスクがある。そうならないように、毎年「確定申告」の時期に、家族らを通じて延長・支払いが着実に なされるように準備を整えている。




1. ドメインやレンタルサーバー契約の基本
1-1. ドメインについて
    (1)ドメインとはウェブサイト(ホームページ)「海洋総合辞典」のネット上のアドレス(住所)のこと。
    ● 「IPアドレス」ともいう。本来は、「203.189.109.100」のような数字で表わされる。 ホームページの住所は電話番号と同じように、世界でただ一つしかない数値(IPアドレス)が割り当てられている。
    ● 「URL」ともいわれる。「http://www.oceandictionary.jp」、「http://oceandictionary.jp」、 「oceandictionary.jp」、「https://www.oceandictionary.jp」などと表わされる。人間に理解できるように英数字で記されているが、 世界中のサーバー/パソコンによって瞬時に認識されるように、世界でただ一つしかない数値が電話番号と同じように割り当てられている。
    ● IPアドレスとURLを相互に結びつける役目を果たしているのがレンタルサーバー会社が所有・管理する「DNSサーバー」といえる。

    (2)ドメインは、略称「WHOIS」というドメイン管理団体 (非営利機関)などによって管理されている。
    ● ドメインをはじめ、登録者名や登録番号、住所、電話番号、メールアドレスなどの項目が同団体に登録されている。ある項目については 同団体を通じて公開されており、他の項目は非公開とすることができる。いずれにせよ、「ムームードメイン」というドメイン取得・ 管理サービス会社が登録者情報の公開連絡窓口となっている。
    URL末尾に「jp」だけが付くドメインは「汎用JPドメイン」と称され、日本の別の管理団体が関係している。
    ● 「海洋辞典」では、ドメイン管理会社を介して、WHOISに登録し、かつWHOISとの窓口になってもらっている。

    [注意] 「ムームードメイン社」がいう「独自のドメイン」とは、同社がクライアント(お客さん)に任意に提供するドメイン名ではなく、 ドメイン申込者自身が独自に名付けたドメイン名のこと。ここでは「oceandictionary.jp」または「www.oceandictionary.jp」のことである。

1-2. レンタル・サーバーについて

    (1)ホームページの全データ (フォルダー、文書ファイル、画像ファイルなど) をキープしてもらっているレンタル会社のサーバー のことである。 このサーバーは世界中のプロバイダーのサーバーなどと24時間つながっている(それ故に、いつでもホームページを閲覧できる)。 世界の閲覧者は、グーグルなどの閲覧ソフト(ブラウザという)をもって、検索ボックスに URL(ドメイン名、あるいは 「http://www.oceandictionary.jp」など)を書き入れて直接アクセスしたり、あるいはキーワード「海洋 辞典」「海洋総合辞典」 「ocean dictionary」などを入力して検索し、その画面に表示される適正なウェブサイトをクリックすれば該当ページへ 瞬時にアクセスできる。

    (2)「ロリポップ( Lolipop)」という会社との契約に基づき、サーバーをレンタルしている。そこに「ftp」または「ffftp」という ソフトを用いて、自身のパソコンとサーバーとの間でデータを出し入れしている。

    ● ファイル名の末尾に付けられるのが、ファイルの属性を示す拡張子と称されるものである。拡張子が「.html」である文書ファイル、拡張子が「.jpg」や「.gif」である 画像ファイルの他、拡張子「.text」の文書ファイルもサーバーにアップロード(送信)している。

    ● 拡張子「.text」ファイルもサーバーにアップされているが、それらを全て削除してもウェブサイト閲覧には何の支障もない。 閲覧には不必要なファイルである。第一に、単にバックアップや保存用にアップしているだけである。第二に、「.txt」ファイルと 「html.」ファイルを区分して、後者のみをアップロードするとなると作業上何かと手間が掛かるので、両ファイルを一括同時に アップしているに過ぎない。
    [参考] アップロードとは、自身のパソコン内のデータ保管場所(ローカルディレクトリーという。またはローカルディスク(D;)など)から、 遠方にある「Lolipop」社のレンタル・サーバー内のデータ保管場所 (リモートディレクトリーという) にファイルなどを 送信することをいう。ダウンロードはその逆である。

    ● ブラウザは、拡張子「.html」の文書ファイル、拡張子「.jpg (または .gif)」の画像などにだけアクセスしたうえで、ウェブ 画面上に表示する。拡張子「.txt」の文書ファイルは、たとえアップロードされていても、ブラウザによってアクセス・表示される ことはない。元来それをアップする必要がない。

    (3)このホスティング・サービス (サーバーをレンタルし、ホームページをネット上で公開してもらうサービス) を提供する 「ロリポップ」は、「(株)paperboy&co.」という会社が経営する。ドメイン管理を扱う「ムームードメイン」とは連動・連携・一体化して 経営されている。なお、ドメインとサーバーの運営管理は密接に関係しているが、ドメイン登録契約とサーバー契約の延長・支払い 手続きなどは分離され別扱いとなっている。
    [参考] 一般論として、将来事情によっては、運営会社が吸収合併されたり、社名変更されたり、またサービス内容が変更されたりする ことがありうる。
    同社のサイトは→ http://paperboy.co.jp/

    (4)「ロリポップ」は、海洋辞典の「IPアドレス」や「URL(=http://www.oceandictionary.jp)」とは 別に、もう一つのアドレスを独自に割り当て、もって同社のサーバー内で「IPアドレス」と「URL」を照合し繫ぎ合わせている。 この仕組みを「DNS Domain Name System」という。
    「DNSサーバー」 (DNSを動作させるためのサーバー; ネームサーバーともいう) は、このように「IPアドレス」を 「www.oceandictionary.jp」という分かりやすいドメイン名と相互に結びつける役目を果たしている。

    (5)ドメイン契約やサーバー契約の延長手続き、支払い方法、その他ユーザーによるウェブサイト(ホームページ)運営管理に 関するあらゆる事項について、それぞれの「ユーザー専用ページ」を窓口にして、質問・照会や相談などに応じている。 次に専用ページのアクセス法を述べる。
    「ユーザー専用ページ」のコントロールパネル(コンパネという)を通じて、それらの契約延長と支払い、支払い方法の変更、 契約の解除、登録情報の変更、照会など全ての手続きを行なうことができる。

    『 和英西仏葡語・海洋総合辞典 』編者(初代)  中内清文
    作成年月日: 2022年3月







2. 「ユーザー専用ページ」へのアクセス法について
2-1. ドメインの「ユーザー専用ページ」へのアクセス法

    (1)ドメイン契約の延長・支払いなどの手続きをするには、「ムームードメイン」(muumuu-domain)のウェブサイト にアクセスする。
      ・ 「グーグル Google」での検索キーワード: 「ムームードメイン」、「muumuu-domain」、あるいは「https://muumuu-domain.com/」 。 

    (2)サイトにアクセス→ トップページ右上に「ログインボタン」がある。「ログイン」をクリックし、IDとパスワードを入力し、 「ログインする」ボタンをクリックする。→ 「ユーザー専用ページ」(契約者専用のページ)である「コントロールパネル」  (略=「コンパネ」という) へアクセスする。

      ログインのユーザーIDとパスワード
      ムームーID:     xxxxxxxxxx(家族・親族・確定した後継編纂者以外には秘密のこと; ID・PWについては、「重要メモ/パソコン ・インターネットID/PW」と題するノートに別途記されている)
      パスワード(=PW): xxxxxxxxxx(同 上)

      * 登録されている中内清文のメールアドレス: kknaka1967@yahoo.co.jp  パスワード(PW): xxxxxxxx
      * ムームードメインのメールアドレス(連絡先): admin@muumuu-domain.com
      * ムームードメインの照会・質問先: http://muumuu-domain.com/?mode=inq

    * メールアドレスは、ドメイン契約やレンタルサーバー契約だけでなく、その他で多用しているので、用済みを十分に確信するまでは 解約せずにそのまま保持を続けるのがよい。



2-2. レンタルサーバーの「ユーザー専用ページ」へのアクセス法
    (1)レンタル・サーバー契約の延長・支払いなどの手続きをするには、「ロリポップ」(Lolipop)のウェブサイトにアクセスする。
       ・ Googleでの検索キーワード:「ロリポップ」、「Lolipop」、「https://lolipop.jp」など。

    (2)「ロリポップ」のトップページの右上の「ログイン」ボタンにあるプルダウン・メニューの「ユーザー専用ページ」 (契約者専用のページ)をクリックする。

      ログインの方法
      1. ドメインの欄: 「独自ドメイン」をクリックして選択する。
         (「海洋辞典」独自のドメインを使用しているため)
      2. アカウント/ドメイン:
         2つの枠のうち、左枠に「oceandictionary」、右枠に.「jp」を入力する。
      3. パスワード(PW): xxxxxxxxxxxxx (家族・親族・確定した後継編さん者以外には秘密; ID・PWについては、「重要メモ/パソコン・ インターネットID/PW」と題するノートに別途記されている)→ ログインをクリックする。

      * 中内清文のメールアドレス:
          kknaka1967@yahoo.co.jp  パスワード: xxxxxxxx
      * 照会先:「ユーザー専用ページ」にあるメニューの「お問い合わせ」をクリックし、様式を用いて送信する。

    [注意] ドメインやレンタルサーバーのログイン情報(ID、パスワード)のみならず、データをサーバーに アップロードするためのソフトである「ftp または ffftp」(後述)のユーザーIDやパスワードについても、 信頼のおける者 (家族・親族・確定した後継編さん者など) 以外には教えてはいけない。 ID, PWが漏洩すれば、本人になりすまして、データの書き換え・改ざん、データやパソコンのハイジャックと金銭要求 など自在に行なえるので、その管理には十分注意。







3. ドメイン契約やレンタルサーバー契約の延長と登録料の支払い
  ドメイン名(URL): http://www.oceandictionary.jp または http://oceandictionary.jp

3-1. ドメイン契約の延長と登録料の支払い  (2022.03)

    1. ドメインの延長・支払い手続きのために、契約先の「ムームードメイン」のウェブサイトへアクセスする。(時折り、サイトの デザインなどが変更されることがある)
      ・ 「Google」で検索する。検索キーワードは: 「ムームードメイン」、「muumuu-domain」など
      ・ ウェブサイトURL: https://www.muumuu-domain.com/  
        (メールアドレス: admin@muumuu-domain.com)

    2. 「ムームードメイン」のサイトのトップページ右上にある「ログイン」をクリック →  次のページでIDとパスワードを入力して、「ログインする」ボタンをクリックし、「ユーザー専用ページ」=「コントロール パネル」(略=「コンパネ」)へアクセスする。

    3. コンパネの左欄にはいろいろな操作メニューがある。メニューの「ドメイン管理>ドメイン操作>ドメイン一覧」をクリックすると、 たとえば次のように記されている。

    ドメイン名 : oceandictionary.jp
    有効期間: 2013.03.16 ~ 2023.3.31   あとXX日(契約の残余期間)、  「更新する」

    4. 「更新する」ボタンをクリックして、「お支払方法選択」のページへアクセスする。
     ● 決済方法として、「コンビニ決済、(例)セブンイレブン」を選択する。→ 最下段の「支払い情報を表示」をクリックする。
     ● 画面の支払い情報をよく確認の上、その最下段にある「払込票を表示する」をクリックする。 → 払込票の画面となる。

    5. 「インターネットショッピング払込票」の支払期限をよく確かめてプリントアウトし、コンビニで支払う。これで支払は完了する。

     ● 支払いとしては「セブンイレブン」が最も簡単便利であろう。「ローソン」もある(ただし、コンビニで端末操作あり)。
    印刷してみると、時々機械的エラーで、支払期限が過去の日付になっていることがある。この場合、「お支払方法選択」のページに戻って、「コンビニ 決済」「セブンイレブン」を選択し直してみると、正しく期限が表示される場合がある。
     ● また、「セブンイレブン」の場合、一度プリントアウトしておきながら、その後支払いが遅くなり期限が過ぎてしまうと、やり直しが きかなくなり、その後「セブンイレブン」では支払いができなくなるので注意のこと。
     ● コンビニでの支払期限と契約上の満期とは異なるので注意が必要である。
     ● 支払った後は、登録しているメールアドレスに(kknaka1967@yahoo.co.jp)「入金確認メール」が届く。 以上で、更新と支払いの手続きが真に完了したことを知る。

    6. 支払い方法にはもう一つの方法がある。
    コンパネの左蘭にあるメニューのうちの「各種支払い>ドメイン支払い」をクリックする。そのページの「お支払い」ボタンをクリック すると、上記4で言う「お支払方法選択」のページへとつながる。後は同じ要領で「払込票」を表示、印刷できる。

    7. ムームードメインからログアウトするには、コンパネの「その他>ログアウト」のボタンをクリックして、画面からログアウトする。

3-2. レンタル・サーバー契約の延長と支払い (2022.3)

    「ロリポップ (Lolipop) 」のレンタル・サーバー(ホスティング・サービス)契約の延長・支払いの手順は以下とおり。
    1. 「ロリポップ (Lolipop)」のウェブサイト(http://lolipop.jp)へアクセスする。
      ・ Googleで検索。そのキーワード: 「ロリポップ」、「lolipop」 → 例えば、表示された検索結果のうちの「ユーザー専用ページにログイン」を選択する。
      ・ または、「https://lolipop.jp」、「https://www.lolipop.jp」でもってサイトにアクセス可。

    2. 「ロリポップ」のトップページの右上のプルダウン・メニューの中にある「ログイン>ユーザー専用ページ」を クリックする。→ 「ログイン」ページにアクセスする。
    ログインのための情報は以下の通り。 (時折り、表示内容、手続きなどが変更されている場合がある)

       1. ドメインの欄: 「独自ドメイン」をクリックし選択する。
            (ロリポップのドメインではなく、「海洋辞典」独自のドメインを使用しているため)
       2. アカウント/ドメイン:
                左側の枠に「oceandictionary」、右側の枠に「jp」をインプットする。
       3. パスワード(PW): xxxxxxxx (家族・親族・確定した後継の編纂者以外には秘密のこと; それら3点は、「重要メモ/パソコン・インターネットID/PW」 と題するノートに別途記されている)

      ● 中内清文のメールアドレス: kknaka1967@yahoo.co.jp  パスワード: xxxxxxxxx
      ● 照会先: 「ユーザー専用ページ」にあるメニューの「お問い合わせ」をクリックし様式を用いてメール照会する。

    3. 例えば、「ユーザー専用ページ」にログインすると、「基本情報」というページとなる。
    基本情報には、契約のプラン(=「ライト」プランで契約中)、アカウントID、ロリポップのドメイン、独自ドメイン名、契約期間、 登録メールアドレスなどが表示される。
      ・ ドメイン: http://oceandictionary.jp (http://www.oceandictionary.jp と同じ)
      ・ 「http」でなく「https」の表示もある。「s」は有料で情報セキュリティサービス対象である事を示す。
      ・ 契約期間:2012.12.18 - 2023.3.27→ これを1年延長する。延長は1年単位としておく。
      ・ 契約延長案内のメールなどが「kknaka1967@yahoo.co.jp」に配信される。後継編さん者は、このアドレスなどを変更できる。 (後に詳述)

    4. 延長・支払い手続きために、メニューにある「契約・お支払い>サーバー契約・お支払い」にアクセスする。そこでは 過去の契約履歴が全てわかる。
       ● 履歴: 更新の時期が近付くと、次の「契約期間、契約開始・終了日、金額、締切日、未入金、お支払い、契約変更」などが表示される。  → 表示内容(契約期間、契約開始・終了日、金額、締切日)に問題なければ、「お支払い」をクリックするか、または下段にある 「次回契約を作成する」ボタンをクリックする。
       ● 契約期間は12か月間とする(ドメインの契約延長期間の1年間と同じにする)。

    5. 「料金お支払」のページとなる。プランは「ライトプラン」(契約しているプラン; 1年間160GBの容量を使える)、契約期間は 「12ケ月」、支払い方法は、「コンビニ決済、セブンイレブン」を選択した後、その他内容を確認して、最下段の「契約を確定する」 ボタンをクリックする。

    6.  再び「料金お支払い」ページが表示されるが、前ページで選択した内容がまとめて示され、その支払い内容などを確認する。 同時に、最下段に「ネットアドレス」が表示されるので、それをクリックするとコンビニでの「払込票」が表示される。振込期限などを確認 後、それを印刷して、「セブンイレブン」にて期限内に速やかに支払う。支払い後は登録しているメールアドレスに「入金確認メール」が届く。 以上で、更新と支払いの手続きが真に完了した。

    7. ログアウトする場合は、メニューの「ログアウト」ボタンをクリックしてログアウトすること。

    [参考] メニューの「契約・お支払い>プラン変更」にアクセスすると、現在のプランの内容を確認できる。
    プラン「ライト」のサーバー容量: 160GB, 300円~/月(年間では3,600円 + 消費税・手数料が 加わって、合計4,125円となる/2022年3月現在)。因みに、「スタンダード」というプランに変更すれば、サーバー容量を少しアップ することができるが、料金は倍加する。







4. ドメインとサーバーに関する重要特記事項について
4-1.  ドメインに関する重要特記事項
    ● レンタル・サーバーの場合でも同じであるが、「ユーザー専用ページ」において契約延長と支払いの手続きを行い、「払込票」をもって コンビニで支払えば、ドメインの契約更新は簡単に完了する。契約の延長と支払いにかかわる項目以外の項目についてボタンをクリックしたり、 いじくったりする必要はない。家族であろうと、後継の編さん者であろうと、このように 延長・支払いの手続きを簡単に完了できる。実際上も、このやり方で将来ともずっとこのやり方で延長し続けることも出来るはずである。

    ● 「ユーザー専用ページ」(コントロールパネル、略称コンパネ)にはドメインの登録者=契約者=所有者=ユーザー(「ムームードメイン」社から すればお客)に関する情報を登録するところが2ヶ所ある。
    一つは「ドメイン操作>WHOIS情報変更>登録者情報の変更」である。項目のうち「公用連絡窓口番号」、「登録者番号」は変える ことができない。現在は、ドメインの登録者・所有者として「中内清文」で登録されている。上記2つの番号は不変であるが、それ以外の 「登録者名」、「登録者名(ローマ字)」、住所、電話、メールアドレスなどは変更可能である。そのことを照会して確認してきた。 ムームードメイン社とのやりとりは別紙資料の通り。後継編さん者はメールアドレスなど適宜速やかにそれらを変更しておく 必要がある。それで先ずはムームードメイン社とのメール通信が可能になるはずである。
    [参考]「汎用ドメイン関係>登録者情報の編集」の画面で「変更」ボタンをクリック→ 上記の「登録者情報の変更」画面へアクセス することもできる。

    ● 登録者情報項目のうち、現在では、ドメイン登録公益団体WHOISには登録者「中内清文」のみが公開され、他の項目は公開されてはいない。 万一登録でトラブルがあれば、全て契約相手の「ムームードメイン社」が第一義的に対応するという仕組みである。それは 「ムームードメイン社」を公開連絡窓口に指定しているからである。
    (メニューの「汎用JPドメイン関係>公益連絡窓口の編集」ページで「ムームードメイン社」を連絡窓口にしないこともできる)
    * この辞典ホームページは「汎用JPドメイン」である。つまりURLの末尾が「.jp」であり、「JPRS」という公益法人にも同社を通じて 登録されている。

    ● かくして、後継編さん者は、2つの番号情報を覗き、登録者の全ての情報を変更することによって「oceandictionary.jp」の ドメインを登録・所有できるはずである。

    ● もう一つの登録者の情報は、「個人設定>ユーザー登録情報」から「お客様情報」に登録されている。 ここでの登録者情報はWHOISなどで公開されるものではなく、情報はムームードメイン社自身のための管理用である(ムームーが客を 管理するためのもので、お客様情報を変更しても登録者情報は変更されない)。後継編さん者はその情報を全て変更することが可能である。 ユーザー登録情報にある名前の人物が契約者であると判断される。ドメインを管理可能な人物の情報を登録すればよいとのことである。 また、「ユーザー登録情報」で、ムームーID、ログインパスワードも変更することができる(全てのID,パスワードは「重要ノート」に メモされている)。

    ● 既述の通り、初代編纂者・中内清文が突然没した場合でも、契約者の名義を変えずそのままにして、それ以外の住所・電話・メールアドレス などを変更し、契約延長・支払いを続けることによって、サイトをずっとそのまま維持することも可能である。 既述の番号2つは変えられないが、名義をはじめ他の項目を変更してドメインの契約者=所有者になったうえで、自身が新たに契約する レンタルサーバーに辞典データを移管することも可能なはずである。中内清文名義のサーバー契約が解除される前に(当座は延長して おくことも可能)、サーバーを新規にレンタルするのが前提となる。



4-2. レンタル・サーバーに関する重要特記事項

    ● ドメインの場合でも同じであるが、「ユーザー専用ページ」において契約延長と支払いの手続きを行い、「払込票」をもって コンビニで支払えば、サーバーの契約更新は簡単に完了する。契約の延長と支払いにかかわる項目以外の項目についてボタンをクリックしたり、 いじくったりする必要はない。家族であろうと、後継の編さん者であろうと、このように 延長・支払いの手続きを簡単に完了できる。実際上は、このやり方で将来ずっと対応して行けるはずである。

    ● 「ユーザー専用ページ」にはサーバーの契約者=ユーザー(「ロリポップ」社からすればお客)を登録するページが一つだけ 用意されている。それはメニューの「ユーザー設定>お客様情報変更」である。 それをクリックして情報変更ページにジャンプすると、「アカウントID, 契約種別、名前、フリガナ、メールアドレス、〒、住所、 電話番号」などが記されている。

    ● 不正を防止する目的で、契約者の本人の氏名が結婚などによって変更されない限り、アカウントの譲渡(名義変更)は不可と なっている。第三者への譲渡につながる契約者の名義変更は不可となっている。
    従って、初代編纂者・中内清文が万が一突然没しても、サーバーの名義変更ができないことになる。「お名前」、「フリガナ」は変更 できない。ただし、人は移転・移動するので、それ以下の項目(メールアドレス、住所、電話など)はいつでも変更可能である。 故に少なくとも、後継編さん者は適宜それらを変更しておく必要がある。それでロリポップとのメール通信が可能になるはずである。

    ● 後継編さん者がサーバーの名義変更をしたい場合は、別途新たにサーバーのレンタル契約を結び、自分名義のサーバーを確保 する他ない。後継者がサーバーを新規に契約することは全く問題はない。後継者は海洋辞典の全データを所持しているので、物理的には サーバーにそれをアップロードするのも問題はない。しかし、それで事は済むであろうか。

    ● 初代編纂者は既に突然に没していることを前提にして、対策を思料している。初代編さん者が存命中であれば、その許可と 実際の協力を得て、後継者の新規サーバーに全てのデータを移管するよう「ロリポップ」に手続きと実行を求めることができよう。 だが、後継者が単独でその移管を実現できるか、不詳である。

    ● その場合のもう一つの懸念がドメインについてある。ドメインの登録名義は初代編さん者・中内清文になっているところ、既述の通り、 2つの番号は変えられないが、それ以外の「登録者情報」「ユーザー登録情報」において、登録者名・お客様名を後継編さん者名義に 変更することができるはずである。これによって後継編さん者の新規サーバーと ドメイン「http://www.oceandictionary.jp」とを結びつけることができるはずである。

    ● 後継編さん者が、ドメインの引き継ぎ(名義なども含め全て変更する)や、レンタルサーバーの新規開設、そこへの辞典データの 移管手続きなどについてよく理解したうえで、ドメインとサーバーの契約者は名実ともに後継者となることも可能であるに違いない。 後継編さん者が苦労しながらも、海洋辞典ウェブサイトを「http://www.oceandictionary.jp」のURLの下で名実ともに引き継ぐことが できたあかつきには、その実例を踏まえて、そのプロセスとノウハウも含め、次々代の編さん者に「辞典づくりと引き継ぎのやり方」について 分かりやすく申し送りがなされることを期待したい。

    グーグルにてキーワード「ocean dictionary」の2文字をもってで検索すると、5千万~1億のヒットの中のトップに表示される。 仮にドメインを引き継がれずに他のドメインに変更された場合、全く違う結果になり、25年ほど維持されてきたウェブ辞典が 行方知れずとなり、辞典利用者に大きな混乱と落胆を招くとすれば、大変残念なことである。

    ● 結論: ドメインやサーバーを引き継ぐうえでのベストな方法
    初代編纂者・中内清文が突然没しても、ドメイン契約およびサーバー契約について、契約者の名義自体は変えないで (少なくともサーバー 契約では変えられないとされる)、それ以外の住所・電話・メールアドレスなどの項目だけを変更し、他方で契約延長・支払いを既述の 簡便な方法で行うことによって、ウェブ辞典をずっとそのまま維持することが最もシンプルでベストな方法であろう。

    契約者の名義変更はせず「中内清文」のままにしつつも、他の項目については登録情報を書き換える。これによって、前編さん者 になり代わり辞典づくりを継続することでも何の問題もないはずである。それによって、 辞典づくりの実際を後継編へん者に100%託し、後継者が事実上の辞典所有者兼編さん者となる。次々代の後継においてもそのような 方式を踏襲し続けるのが最もシンプルで分かりやすい。ウェブ辞典の譲渡のやり方に関する本課題につき長く見つめてきた 結果辿り着いた現時点での結論である。
    「ユーザー専用ページ」へのアクセスについてもいずれ後継編さん者の独自の「IDとパスワード」を設定しアクセスできるはずである。





    5. その他の重要特記事項

    ● 過去にはクレジットカード引き落としによる自動延長・自動支払いとしてきたが、辞典編さん者に突然の不幸がある場合、 サイトが完全自然消滅に陥るリスクが非常に高いので、それを中止してコンビニ支払いとしている。

    ●  レンタルサーバー契約の延長は月単位や年単位(3か月~数年間まで)で可能のようだが、長期(例えば、2~3年以上) に設定すると忘れてしまう恐れが多分にある。その満期はドメイン契約のそれと合わせるべく、1年単位にしている。

    ● 時に「ロリポップ」から、ftpソフトのアドレスが長期間変更されず、「セキュリティ上変更せよ」とのメッセージが表示される。変更が望ましい。いずれ 変更予定である。

    1)ドメイン登録の延長を忘れ、その期限が過ぎてしまうと、ドメインが取り消される。取り消されると、「海洋辞典」のネット上 の住所(URL)が無効になり、閲覧不能となる。
    レンタル・サーバー契約がたとえ有効であっても、辞典のネット上の住所が無効化・抹消されるので、ネット上存在しないのと同じとなる。

    2)ドメイン登録が抹消されている間に、他者が同じドメイン名(http://www.oceandictionary.jp)を登録してしまうと、我が方はそのドメインを 再登録できなくなる。「ムームードメイン」などを介して、他者からうまくそのドメインを買い取ることができればまだしも、 止む無く全く別のドメイン名に変更することになれば(例えば、www.oceanpedia.jpなど)、これまで25年以上維持されてきたサイトが瞬時に 行方不明となる。その復活や買い取りに対処するのに、かなりの時間と労力を要する。事実上不可能とも言われている。結論として、 後継者が決まり、確実に引き継がれるまで、ドメイン登録を必ず毎年延長し続けることが最大限求められる。
    ・ グーグル検索で「ocean dictionary」と、英単語2文字を入れて検索すると、ヒット数は5千万~1億で、そのトップに表示される。この25年 常にトップに表示されてきた。

    3)過去にはクレジットカードによる引き落としでの「自動延長・自動支払い」としてきた。また、クレジットカード払いによるポイント (電子マネー)の自動補充ができる「おさいぽ!」という財布から毎年自動延長・支払いできるシステムを利用したことがある。 だがしかし、辞典編纂者に突然の不幸がある場合、ウェブサイトの存在が誰にも気付かれることなく、カード解約やカード引き落とし の中止などによって、サイトが完全に自然消滅してしまうというリスクがある。そのリスクが非常に高いことを過去の実体験を 通じて学んできたので、それらを全て中止し、面倒であってもコンビニ支払いとしてきた。 もって、後継編さん者のリクルーティングと当座の延長・支払い手続きを家族などに口頭と文書で託すことにしたい。 後継編さん者が決まれば、その方に全てを託すことになる。その方に同じような心構えと対処を強くお願いしたい。

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     第19章・目次
      第1節: 辞典づくりにおける基本事項について(フォルダー、ファイル、階層構造など)
      第2節: ドメインとサーバーの契約延長(更新)と支払いについて
        2-1 ドメインおよびサーバーの基本
        2-2 ドメインおよびサーバーの「ユーザー専用ページ」へのアクセス法
        2-3 ドメインおよびサーバー契約の延長手続きと支払い法
        2-4 重要補足事項について
      第3節: タグ命令方式による「海洋辞典」の作成やアップデートについて
      第4節: 「ftpソフト」によるファイル・画像などのアップロード法
      第5節: その他の重要補足事項について
        5-1 後継者の公募との関係/リンクなど