一枚の特選フォト「海 & 船」
「中国京杭大運河博物館」
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画像2は、中国・杭州に所在する「中国京杭大運河博物館」(京杭大運河博物館 The Great Jinghang(Keikou) Canal Museum) の建物正面を
切り撮ったものである。
画像1&3は、博物館右翼の建物壁面を飾る運河舟運の風景画である。博物館は、杭州市街地にあって京杭大運河をまたぐ有名な古橋
「拱宸橋」のすぐ傍に立地する。 京杭大運河は、隋の文帝を継いだ煬帝の時代にあった紀元後610年に完成したが、それ以前においても運河は部分的に開鑿されていた。 博物館では、秦代以前における運河開削の歴史を皮切りに、大運河建設の歴史、各主要年代 (隋、唐、宋、元、清、現代) における 運河ルートや舟運事情、橋や閘門などの土木構造物模型、運河監理・監督制度、時代ごとの船の模型、運河の経済社会的な影響などについて 広く展示されている。
辞典内の「京杭大運河博物館」に関するサイト
漕渠運河と曹魏運河(赤壁の戦いと軍船を含む) [京杭大運河博物館]
会通河と済州河 [京杭大運河博物館]
通惠河 [京杭大運河博物館]
運河の堰や閘門での人力・畜力による船の曳き上げ [京杭大運河博物館]
「隋五牙戦船」 (隋代の5層多櫂式戦船) [京杭大運河博物館/杭州]
「龍船」および文帝・煬帝の肖像画 [京杭大運河博物館/杭州]
[画像撮影: 2017.4.5 京杭大運河博物館 (The Great Jinghang(Keikou) Canal Museum) にて][拡大画像: x28388.jpg: 中国語説明書き] [拡大画像: x28389.jpg: 英語版] |
京杭運河が紀元後610年に完成した隋の煬帝時代には、運河の開鑿に膨大な数の人民が徴発され
苦役を強いられた。開鑿ジオラマ風景。 [拡大画像: x27653.jpg]